県民による未来の県民のための古民家サイト
古民家の歴史や建築的な特徴など、沖縄古民家に関する基礎知識を学ぶコーナーです。
沖縄県では、お盆は旧暦でおこなわれますが、旧盆には仏壇のあるおじい・おばあの古民家を訪れる人も多いことと思います。今回は、沖縄の古民家に立ち寄った際に手軽にチェックできる、古民家豆知識をひとつご紹介します。(2014.8.7)
古民家には、国や県、市町村の文化財として指定、あるいは登録されているものもあります。古民家の魅力は登録された文化財だけではありませんが、指定・登録文化財は確かに沖縄の魅力にあふれています。ここでは、民家に関連するもので文化財として指定・登録されているものを紹介します。(2012.1.10)
前回は沖縄本島での家造りに関わる歌謡を紹介しましたが、今回は同じく『南島歌謡大成』(八重山篇、1979年、角川書店)から、八重山地域での建築儀礼の際に謡われる古謡に焦点を当てたいと思います。(2011.10.18)
家が建てられるときの建築儀礼は全国的にみられますが、沖縄も例外ではなく、昔はかなり特徴的な儀礼が各地でみられました。大きな流れとして、①屋敷の御願、②手斧立て(ティンダティ)、③柱立て(ハーヤーダティ)、④棟上げ(ンニアギ)、⑤屋根葺き(ヤーフチ)、⑥落成祝い(スビユエー)に分けられ、それぞれの過程では祝詞・呪詞(オタカベ、ミセセル等)や神歌(ウムイ、クェーナ等)が謡われ、おごそかな雰囲気に包まれていたと想像できます。今回は『南島歌謡大成』(沖縄篇上)の中から、そのような古謡をいくつかを紹介します。(2011.9.9)
今でこそ古民家もおしゃれな店舗空間として利用されていますが、その先輩格といえるのが外人住宅でしょう。以下では、琉球大学の学生が古民家と外人住宅の違いについてレポートしてくれています。(2011.9.2)
是名村のNPO法人島の風は、古民家改修のプロセスを図像入りでわかりやすく解説する資料を2008年に作成しました。古民家を再生しようとする取り組みがもっと広がるように、という目的からです。島の風のご厚意により、下記からPDFデータを閲覧できますので、どうぞご活用下さい。(2011.6.8)
沖縄の古民家に用いられる建材(木材、石材、屋根材)の特徴についてご紹介します。(2011.3.27)
沖縄の古民家の構造や間取り、建築技術について簡単にご紹介します。(2011.3.27)
沖縄でも先史時代は竪穴式住居だったといわれていますが、その後のグスク時代に確立されたのは穴屋(アナヤー)と呼ばれる簡素な住宅形式です。穴屋は、中柱を建物の中央に立てて先端を又木にして棟木を支える構造で、竹と茅で編んだチニブで壁面を囲い、茅などで屋根を葺いたものです。(2011.3.16)
2017.6.14NEW
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