古民家活用のアイデア

 古民家の活用を考えるときの素材となるようなアイデア(アイテム)をまとめてみます。古民家をどう活用するのかを話し合ったりする際の参考になればと思います。

住居としての活用

用 途
細 目
概  要
住居としての活用
定住用住宅
定住用住宅 従来どおり住み続けたい、定年を期に帰省したいなどのニーズによる定住用住宅として活用。
移住用住宅
都市住民らの自然回帰や農的暮らし等のニーズによる移住用住宅として活用。移住体験のための長期滞在も可とする。
セカンドハウス
県内都市部または県外の住民が週末や休暇時のセカンドハウスとして活用。孫たち(従兄弟同士)が夏休みに長期滞在するために古民家を利用している事例があり、沖縄の強い親族関係の継承のために参照しうる。

飲食店としての活用

用 途
細 目
概  要

飲食店としての
活用

そば屋・カフェ
すでに事例が多数あり説明不要だが、個人経営のそば屋やカフェの規模として古民家はマッチする。パン屋、スイーツなど類似の事業展開が可能。
料亭
小料理屋
古民家特有の風格や雰囲気を取り入れて、少し高額な料金設定の飲食店として活用。既存施設は都市部にあることから都市部での立地が有望。
農家レストラン
地域の農産物・特産物を提供する飲食店で、主婦がシェフとなる土着タイプと、実力派シェフによる洗練タイプがある。わざわざ来てもらうための魅力づくりが必要。
地域内
デリカテッセン
多目の惣菜を調理し、量り売りする形態の食材店を開くもので、高齢者への配膳サービスを付加する。もしくは、主婦が調理の余剰分を持ち寄るシステムもあり。

宿泊施設としての活用

用 途
細 目
概  要
宿泊施設としての活用
古民家コテージ
古民家の一棟貸しで、地域の民宿等との住み分けのため、高額設定を基本とする。所有者が盆や正月のみ利用するような完全な空き家でない場合でも運営可能。
ゲストハウス
安宿のゲストハウスに古民家活用の事例は多くみられる。できれば、集落単位で地元出身の若者が運営更新していけるような仕組みにするのがよい(失業対策)。
地域内宿泊
いまや県内の子どもでも木造住宅に泊まった経験がない者は多い。地域内の子どもたちが夏休みなど古民家に宿泊して交流を深める機会として活用できる。

コミュニティ施設としての活用

用 途
細 目
概  要

コミュニティ施設としての活用

図書館
子ども文庫
地域の家庭に埋もれている蔵書を集めて、図書館として利用する。子供向けの本を集めて、放課後の居場所づくりとしての活用も可。
第二公民館
地域コミュニティの集会の場であり、公民館の建物が立派になりすぎて立ち寄りにくくなったと感じている高齢者などが気軽に利用できるように徒歩圏内に設置する。
介護施設
地区レベルのデイケア・デイサービスなど福祉・介護施設としての活用。高齢者にとってなじみのある気の住まいなので入所者の評判は上々である。
子育て施設
育児に慣れていない若いママとベテランママが交流して育児の悩みを相談できる場、短時間の預かり保育ができる場として運用する。
地域芸能伝承館
地域で受け継がれてきた歌、踊り、劇などを練習するとともに、庭先を観客席として地域の催事に披露する場として活用。
日替わり学習塾
離島など学習塾が少ない現状に対し、父母が得意分野をいかした講師となり、古民家に子どもを集めて学習指導するプラン。
リタイア交流館
仕事から引退した人の居場所となるスペースで、市民農園など併設して農作業の合間に趣味や老後について語り合うような場をイメージ。

多目的スペースとしての活用

用 途
細 目
概  要

多目的スペースとしての活用

体験交流施設
地域の伝統工芸等を学習・体験する施設、交流活動を行う場としての活用。修学旅行など観光活動にも対応する。
博物館・資料館
テーマ別(古民家の雰囲気とマッチした古美術、焼物等)の博物館や地域の生活民具などを集めた小規模な展示施設として活用。
美術館
アートスペース
こだわりの美術館として活用や、県内外から若手芸術家が訪れ、宿泊しながら創作し、作品を展示するアートスペースとしての活用。
家普請伝承
DIY館
木造建築技術を市民レベルで受け継いでいくために、古民家補修を市民参加で行う。また、腕に自信のある日曜大工家たちが集まって、技術を学びあう。
集落SOHO
オフィス
集落に就業の場をつくるべく、古民家内部をオフィススペースに改修し、フレキシブルな勤務形態が可能な地域住民等にスペース貸しするサービス。

テンプレートのpondt